花散

ごはんと旅行とそのた

20240310府中でライブ

亮ちゃんのライブのため15時半まで自由時間。

恵比寿のうどん山長に久しぶりに行きたくなったので、開店と同時に現着。本当は開店10分前に着きたかったのだけど遅刻してしまった、、ただ逆にちょうどよく1巡目が食べ終わった頃合いだったので割とすぐ入店できた。

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一通りと迷ったけれど、結局山長セットに。夏に来た時と前菜三種・天ぷらともに中身が変わらなかったのでそういうものなんだと理解。一通りの天ぷらは中身が変わっていたので次は一通りにしたい。

前菜の牛すじ煮込みも温かく、天ぷらも揚げたてあつあつで美味だった。ここは海老天がマジででかいしぷりぷりなのが嬉しい。あと梅湯葉がね、食べたかったのでね…。店を出ると列が3倍くらいに伸びていた。ここは立地的に待機列が日陰になりとても寒いので早めに来てよかった~とつくづく思った。

 

夕方の会場の最寄り駅が東府中だったのだけど、事前に調べたところそこまでそそられるカフェもなかったので新宿でギリギリまで時間を潰すことに。

最近SNSで地味バズリしていたスマホ写真のプリンターの現物を見にヨドバシへ。手のひらサイズのプリンターに専用用紙を入れればいいらしく、インクが要らないのでコスパは良さそうだったが本体がそれなりにするので結局その場では買わなかった。

その存在を知った時、何故か深夜テンションで楽天で即買いしようとして慌ててキャンセルしたのだけど、何というか、欲しい気持ちはあるのだけれど元が取れるほど使うかなあ~……という……。あっても別に困らないしなあ~と思いつつ、何だかんだでスマホで保存した文章ってカメラロールに埋もれてほぼ見なくなるので、文章をノートなどに貼ってすぐ見返せるようにするために欲しいかも、と思った。もうちょっと悩む。悩んでいる間に在庫が枯れたら縁がなかったということで……。

 

もうちょっと時間が余ったので、南口のスタバで時間を潰すことに。作り手の人が新人だったらしく、顔は綺麗だけれどもたもたしていて虚無になった。列が伸びているのに焦る様子が一向になく、若い世代はすごいなあと思うなどした。

抹茶ラテ、特にホットはスタバのが一番おいしい気がする。他のチェーンカフェはダマになっていたり甘すぎたりするので…。スタバはラテもフラペチーノの機械で攪拌するせいかダマにならずさらっとした口当たりで、甘さもちょうどよくてかなり好き。

 

府中は降りたことがない駅だったし、京王線トラップに引っ掛かりちょっと電車を間違えるなどしたけれど、90分前着が60分前着になったくらいでむしろちょうどよかった。会場入りしてからしか並べない物販でサイリウムのみ購入。

ソロ活動する前にはグッズを色々買うなどしていたけれど、今はライブをのんびり楽しみたいというゆるオタをしているので、あれこれ買ったりはしなくなった。デフォルメフレークシールはデザインの可愛さにメロメロになりめちゃくちゃ買ったけど。

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私のここ数年のオタク活動のモットーは「降りる時に使ったことを後悔する額を使わない」ことで、亮ちゃんについては「全ツアー1回は必ず行く」「グッズは欲しいものだけ買う」という形で落ち着いている。その代わり、その1回でめちゃくちゃ楽しむし声出すし、オペラグラスもなしにただただ音楽に没頭してあー楽しかった~という気持ちで帰るという、私にしてはとても適切な距離感でオタクができている。

亮ちゃんについてはもうオタク的な推し方をしてはいないしすることもないだろうなと思うけれど、彼の作る音楽に惚れこんでいるので、きっと彼が結婚してもライブには生き続けたいと思うし、アルバムも買うし、曲も聞き続けると思う。アイドル錦戸亮としてはもうあまり意識していなくて、アーティストであり俳優の錦戸亮として好き、という感じ。だからこそゆるーいオタクなのだろうし、誰かとの絡みも期待しなくなった。

帰りの乗り継ぎもうまくいき、予定より早い時間に帰宅できた。

 

母がスマホの機種変をしており、色々聞かれることも覚悟していたが、店でやってもらったらしくあまりあれこれ聞かれなくてよかった。私はiPhoneユーザーなのにそんなこと関係なくAndroidの使い方を訊いてくるので、疲れている時に訊かれると結構しんどいのだ。

ちなみに私はいい年こいて実家暮らしだが、そのことについて普段はあまり悲観していないし卑下もしていない。何故かというと私の両親はマジで仲が悪いというか母親が父親をガチめに嫌っているので、私の存在が緩衝材になるとむしろ実家暮らしを喜ばれている。ちなみに普通に別居歴もあって何度も性格の不一致というどうしようもない理由で離婚一歩手前までいっているが、金銭的メリットを優先させて離婚を踏みとどまっているくらいの距離感である。

ただずっと実家暮らしというわけでもなく一人暮らしもしたことがあり、そのメリットもめちゃくちゃ理解しているのでまた一人暮らししたいなと思うこともあるが、私はコロナ禍でひとり暮らしをした時うっかり自殺未遂をしてしまいそれを両親にも知られているので、一人暮らしをむしろ反対されているというのもあったりする。

まあ、子供部屋おばさんと言われたらはいその通りですねとしか言えないんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20240303蔵前神社

少しぶりの天気のいい日曜だった。

蔵前神社のミモザが見頃だということで、10時ごろに起床してのんびり向かう。とはいえ蔵前エリアはあまり行ったことがないので、この機会に開拓してみようかと、まずは事前に調べたカフェに行くことにしていた。こういう下調べが実は一番楽しいかもしれない。

余談だが、私のカフェ巡りが趣味になったのは大学4年のことだ。何故明確に覚えているかと言うと、きっかけが就活だからである。説明会や面接で初めて足を運ぶ駅に行く機会が増え、どうせ電車賃をかけて行くならその駅にしかないカフェで食事をして帰ろう、その方が楽しみもできてストレス発散になるかもしれない、と思ったのがスタートで、それが今になっても継続している形になる。

 

浅草橋駅から都営浅草線に乗り換えるのだが、改札を出ると目の前に大勢のランナーがいて、初めて東京マラソンが開催されていることに気付いた。会社に趣味でマラソンをしている人がいるらしいので、もしかしたらこの人混みの中に紛れているのかもしれないなあと思いつつ蔵前駅へ向かった。

事前に地図を調べても明確な出口がわからなかったので、とりあえず降りて目の前の改札から外に出ると、どうやら道路の反対側だった模様。折悪くちょうどランナーが通過する時間帯だったようで、地上から対岸に行くことができなかったため、地下鉄の中を通って行くことになった。海外観光客らしい人が駅員さんと英語でやりあっていて、そりゃあ理解できないよなあと思った。皺寄せがいくのはいつも末端、はっきりわかんだね。

 

本日のお目当ては、出口を間違わなければ地上に出て徒歩0分の位置にある、KURAMAE CANNELE。1階がテイクアウトとイートインスペース、2階がカフェになっている。

まずはイートインスペース奥にある機械で整理券をとり、呼ばれたらエレベーターで2階に上がるというスタイル。12時ごろの訪問だったので多少待つことも覚悟していたけれど、テイクアウトは列ができていたが、カフェは待ち時間もなくすぐに入店できた。

店内はくすみピンクがメインのクラシカルな内装で、ベロアソファや大理石柄の床材などヨーロピアンテイストでいかにもハイソで洒落ている。事前にインスタで見ていたので、これはおしゃれ女子が大挙を成しているぞとそれなりに小奇麗(当社比)な出で立ちで来て正解だった。

L字型のソファにおひとり様で通されると気まずいので、カウンターに通されたのも個人的にはラッキーだった。写真も撮りやすいし。食べながら調理している様子をぼんやり眺めていたら目が合ってぎょっとされたけれど。

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というわけで季節限定、グランカヌレ&冬いちごのミルフィーユ。

ミルフィーユは綺麗に食べるのが至難の業だけれど、あるとつい食べたくなってしまう不思議な食べもの。もとい、グランドメニューがチーズケーキやティラミスなどほぼ食べられないものばかりだったのでこれしかなかったとも言う。

パイはサクサクでカスタードクリームは甘さ控えめ、生のいちごがたっぷり使われていて、一緒に食べるととてもおいしかった。最初は別々に食べていたけれど、一緒に食べた方がおいしい。あたりまえ体操

カヌレは外がカリカリ、中はしっとりもっちりでバニラの香りがして、正統派に美味。結構サイズが大きめなので一皿でだいぶお腹いっぱいになった。

 

紅茶はフレーバーティーが多めで、中でも一番さっぱりすっきりしていそうなマンゴールビーという種類を選択。ジャスミンベースにマンゴーとグレープフルーツを合わせたもので、柑橘系のさっぱりした味わいが私好みで良かった。フレーバーティーは想像で選ぶしかないので結構ギャンブル性が高い。

ポットに茶葉が入りっぱなしでないのが個人的にはかなり加点対象だったのだが、中でもキャンドル炙りは初めてだったので嬉しい驚きだった。ゆっくりのんびり温かい紅茶が楽しめるのはかなりよい。カートで運んで来てくれるのもおハイソでお嬢様気分になれてGOODだった。

 

1時間ほどのんびりお茶をして、蔵前神社へ移動。13時を過ぎると地上での移動ができるようになっていた。

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桜とミモザがほとんど満開くらいに咲いていて、いい頃合いに行くことができた。とはいえ考えることは皆同じ、狭い境内に人が押し寄せていてえらいことになっており、パンピが真隣にいる場でアクスタを取り出せるほど不調法者でもない…だが折角ならアクスタ撮りをしたい…とうろうろしていたところ、ソロで果敢にアクスタ撮りをしている人がいたので、その隣でちゃっかり同類のふりして私もアクスタ撮りをした。インスタ映え用の写真を持参カメコに撮らせる女と、飼い犬と花を撮るご婦人、そしてアクスタと花を撮るオタク。人生いろいろ、人間いろいろ。恥と言うなら全員恥、誰にも誰かを非難する権利などない…。

ミモザはまともに見たのは初めてだと思うのだが、花がふわふわしていて、鼻がむずむずした。集合体恐怖症の人にはつらい花かもしれない、春の花は全体的にそうかもしれないが。今年初めての桜は雲ひとつない青空を背景に晴れやかに咲いていて、見上げるだけで気持ちが上向きになる気がした。

 

写真も撮ったしお腹もいっぱいになっていたし、帰路についたところで人身事故に遭遇。最初は30分だったのが伸びに伸びて運転再開まで1時間かかったが、どうせ迂回しても最寄り駅に帰るためには事故路線に乗るしかないし、カフェに寄る気にもならなかったので電車で座って待っていた。

一万字インタビューを全員分読んだのだが、激エモすぎてすっかりあ~このグループ好き~になってしまった。Stは全員が一度デビューを逃すという闇落ちからの自暴自棄期を経験しているため、今の環境を恵まれたものと解釈し、その環境へ導いてくれたグループの仲間を運命共同体としているが、Szは本当にエリートコースでトントン拍子にデビューしてしまったため、グループでありながらもソロ思考が抜けなかったのも何となく理解できてしまった。Szはよく「僕達は皆が個性的で」と言うが私はグループオタクをしている時から「どこが?????」と思っていて、性格的に皆優しいいい子ではあるのだけれど個性としては弱いし、結局会社の偉い人に担ぎ上げてもらってやってきたから精神的に甘ったれが多いんだな~売れたいという割に本当に売れる努力してないグループだよな~とつくづく思ってしまって本当に落ち込んだ。

Stは一度は自分が頑張るしかないというソロ思考になるが、最終的にはメンバーと言う絶対的な仲間がいることで精神的に安定し、頼って頼られて支えて支えられという相互扶助が完成して、グループとしての結束力を強めて今に至っている。実際、個性も活躍の場もそれぞれだし、メンバー仲もいいから見ていて微笑ましいしスキンシップも激しい。私はそういうグループが好きなんだなと改めて思ったし、Szの一級品の顔にメロメロになってしまって視野狭窄に陥っていたんだな…改めて思わされた。SzはKが最初から最後までずっとソロのオンリー俺思考だし、Fはデビューできたのにやさぐれてグループの空気を悪くしていたし直近でもその場の気分で結構ファンもメンバーも振り回している。Shは保守的で性格が内向的すぎて、先輩後輩とも積極的にかかわり持たないし、地上波でレギュラーを取っても目立とうとしないし、本当に何というか…芸能界に向いていない性格なんだなという感じがする。歌もふつうに歌ってくれたらいいのに(私はそれが好きなのに)綺麗に歌えばいい曲で謎にガナって歌ったりするし。PPSTも好きな曲は多いのだが、Shのガナリが耳障りすぎてあまり見れていないのが正直なところ。彼は顔がよすぎるあまりにいらぬ苦労を負ってしまった人なんだよな…。Soはメンタルの弱さだけがネックだったけれど今は努力で克服しているし(病気なので克服できるものでもないし、病気になってしまったのことは責めるつもりもないが)そもそも本当にこの子は天才的な天性のボケなのでバラエティでもそれなりに爪痕を残せているし、美術方面で頑張ってもいるし、先輩後輩と絡もうと努力している様子もうかがえるし、歌もダンスもできる子なのであまり心配はしていない。SzというグループはKとFだけで構成されていて、しかもKとF本人も結局互いの事しか見ていなくて、グループとして12年もやってこれたというだけでもう奇跡的だったのかもしれないな…とすら思ってしまった。Kのソロ選択にFが意見を言えないならShとSoが強く引き留めれば何かが変わったのかもしれないのに、結局下二人は上に強く出られなくて、それが余計にKとFの閉鎖的空気を強めていたのかもしれない。普通はグループ年数が重なる度に年上組・年下組の上下関係が崩れてフランクな雰囲気になるものなのだけれど、ここは上二人が下を「育てた」「育てられた」の関係が強く残っているし、何なら上二人も下二人をいつまでも子供扱いしているから、結局下二人は追従するだけという感じになっていそう。グループ仲がいいことには疑いを持っていないし、メンバー全員が納得しないと物事を進められないというグループ内ルールがあるっぽいので追従するだけではないのだろうけれど、こういういざという時に結局KとFだけの問題に収束してしまうのはグループの在り方としては健全ではないように思う。でもまあ、Szにとって異質なのはKだけであって、Kが抜けた後、三人のSzは同じ方向を向いて和やかにやって行けそうだが…。

グループ仲がよければ売れるというのはARSや∞、雪だるまを見ていればわかることで、市場調査がきちんとできていればそういう方向で(見せかけだけでも)やっていこうと努力くらいすればいいのに、ビジネスではないメンバーの本心を優先して「仲良し営業はしない」方針だけはきちんと固めているの本当に何?という感じ。まあ最近は売れたいとも言わなくなったので、今いるオタクだけでやっていくつもりなのだろうけれど…。何だかなあ。なんだかなあ…。

 

帰宅後、ひなまつりの食事の支度をした。

ちらしずしとはまぐりのお吸い物と、菜の花の酢味噌和え。我が家のちらしずしは市販のちらしずしの素にシーチキンを入れるのだが、それがうまい。あとヤケクソで買った冷凍ホタテを解凍して載せたら同居人に大好評だった。ホタテはうまいよな。

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20240302残冬の亀戸天神

相変わらず四季の自然に触れたい欲が継続している。

桜にはまだ早いので、梅がミモザが見頃ということで亀戸天神に行くことにした。一応明日まで梅祭りということになっているが、先週は雨も多かったのであまり期待はせずに行ったが、やはり殆ど散ってしまっていた。

開花予報は公式HPでは更新されないので、X(旧Twitter)でリアルタイム開花情報を仕入れていくとよい。という、ライフハック

 

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ただ、咲いている枝も残っていたし、梅のにおいがふんわり香ることもあって行ってよかった。もっと咲いていたらスカイツリーと梅を同じ画面に収めることができてとても映える写真が撮れそうなので、来年はいい時期に行きたい。

 

ちなみに、亀戸天神亀戸駅錦糸町駅のほぼ間にある。歩ける距離だし道もわかりやすい。

 

その後、所用があり新宿駅へ。

別件で新宿駅にいる母と合流してパフェを食べるつもりで整理券を取るなどしたが、結局うまくいかなかった。こういうシーンに遭遇することがたまにある、というか、私が勝手に気を回して約束の時間より先に現地に赴き整理券を取っておくーーということをしても、うまくいった試しがない。集合時間になった頃にあと2〜3番目までくるのが理想なのだが、大体それより先に順番が来てしまう。

整理券を2〜3枚取って時間を調整するのもやったが焼け石に水だった。正解もというまい方法を教えてほしい。いや、待ち合わせの10分前に整理券を取っておいて一緒に時間を潰すのが正解なのは重々承知の上で……。その「一緒に時間を潰す」時間が耐えきれないというコミュ障を治した方が話が早いかもしれない。

 

母の用事が思ったより長くかかりそうだということで、私は私でルミネ2のafternoon tea love&tableで苺ミルクティーミルクレープを食べた。ショートケーキっぽいものが食べたかったのだけれど、生クリームをたんまり食べる気分でもなかったので。

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飲み物のミルクティーは好きではないのだけれど、ミルクティークリームは食べられることが判明。生クリームと紅茶の食べ合わせは嫌いではないし、腹に入ったら構成物は同じ……という理論ではないけれど、食べられるものが増えたのは素直に嬉しい。

 

ここのシャルドネダージリンが本当に好き。季節限定なのであったら必ず頼むのだけれど、今回はティーソーダという形でだけシャルドネダージリンがあったのでセット料金に上乗せする必要があったものの、喉が渇いていたこともあり選択。

やはりというかアホほどおいしくて感動した。ぶどうとライムが入っていて、それもまた爽やかでよし。余計な甘さもなく、シンプルにティーソーダでとてもおいしかった。

 

そうしているうちに母から「終わったので合流しない?」という連絡が入ったので、西口で合流。最初はモザイク通りがいつまでも閉鎖しているので地上ルートで行こうと思ったのだけれど、よく考えたら地下道があると気付いたのでそちらを使ったら5分もかからずに行けた。

母が空腹だということで、私はそこそこ満腹だったのだけれど、東口ルミネのレストラン街で早めの夕食をとることになった。17時。早すぎ。

 

こななでわさびペペロンチーノを食べた。人と一緒だと遠慮してしまってペペロンチーノなど食べられないので、私的には珍しい選択。でも葉ワサビがガッツリ入っていておいしかった。飲みものはオレンジほうじ茶。

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その後、母が鈴懸のどら焼きが買いたいと言うので、伊勢丹まで移動。流石にどら焼きは売り切れていたので、いちご大福とちっちゃいどら焼きを購入。

ちっちゃいどら焼きは皮がもちもちしていて、いちご大福はいちごが大きくて美味でした。

 

私は人の用事に付き合うのは(そこまで)嫌ではないけれど、自分の用事に人を付き合わせるのは苦手なので、何というか、人と出掛けるのはその意味でもあまり得意ではない。服を買いに行くのもひとりがいいし、行列グルメもひとりで行ってしまう。

こういうところがコミュ障というか、人付き合いの悪さなのだろうなと思いつつ、これが自分が培ってきた一番楽な対人交流手段もとい距離感なのだから致し方ないという気も。

 

 

 

 

 

20240224冬の生牡蠣

久しぶりにA氏と遊んだ。

A氏は2018年頃、別ジャンルで知り合ったオタクだ。元々相互フォローしていたので全く名も知らぬ仲という訳ではなかったのだけれど、お互いサークル参加をしていたイベントでA氏の方から声をかけてくれたのが仲良くなるきかっけだった。A氏は私より二回りほど年上だったが、年下の私にも気遣いを欠かさない、年長者特有の説教臭い話し方をすることのない優しい人だ。

その後しばらくは、鑑賞会をしたりオタク関係ないお出かけをしたりと数年は月に一度遊ぶような関係だったが、色々あって二人ともジャンルを離れた。会う頻度は以前ほどではないにせよ、それでもジャンルが変わった今も年に2~3度は遊ぶ仲である。

私が友達付き合いがヘタクソすぎるというのもあるけれど、オタク友達というものは基本的に儚い。儚くて当然だとも思っている。明確に喧嘩をしたとかでなくても、共通の話題がなくなったら会うこともなくなる、そういう期間限定の友人関係だ。けれど私にとってはそのくらいの距離感がちょうどよく、話題にも事欠かないので、心地よい。

とはいえ今も定期的に遊んでくれるほどなので、全く共通の話題がないということもない。事務所の話や今ハマっているジャンルの話、アイドルという大きな括りの話ができる、私にとっては貴重で数少ないお友達だ。

 

本当はピューロランドに行くつもりだった。

ピューロランドは別に一人でも行けるのだけれど、家から遠いので結局一人で行ったことはあまりない。そういえば、三連休で晴れ間が覗いていたのは結局この日だけだった。

待ち合わせはピューロランド前だった。そのため私は20分前に多摩センター駅に着き、10分前には待ち合わせ場所に着くように身支度を整え、改札を出た。

改札付近には子供連れや、この日、ピューロでワンマンライブを行う予定の踊ってみたグループのオタクらしい女子がたむろしていた。本来見込まれている客層である。私は微笑ましい気持ちで彼らを追い抜かし、待ち合わせ場所に向かっていたが、その時A氏から「臨時休館になったらしい」との速報が入った。

これはいけない。とりあえず合流し、予定の再調整を試ることになった。

今日の予定は二本立てで、午前中はピューロで遊び、夕食をよる店の予約を17時で取っている。現在の時刻は午前10時。この、微妙な、7時間。

池袋や新宿に出る手もあったが、ピューロはA氏が提案してくれたので、私からもスケジュールの提案を出す必要がある、と思った。A氏は気乗りするものには了を出すが、気乗りしないものはスルーする傾向にある。そして私はスルーされることに抵抗がない。礼儀として、提案だけはすべきだろう、と思った。

 

まず、候補に挙がっていた越谷レイクタウンシルバニアカフェはどうか、と言った。だが多摩センターからはちょっと遠い。そして予約が取れるかも厳しいという話になった。

あとは、個人的に私が最近ハマっている築地で昼食を取ることを提案した。これにはすぐに乗ってきたので、一路築地へ。到着したのは11時を少々回ったところだったので、元々多い築地は更に活気にあふれていた。

私はいつもなら4000円程度のおまかせすしランチを食べることが多い、というか、築地に来る理由はそれしかない。だがどこの店もそこそこに混んでいたので、フードコートのある築地魚河岸の小田保へ向かった。

以前、牡蠣フライを食べに来た店である。ここの牡蠣フライはマジでバカでかい。握りこぶし2つ分ほどが1個分の牡蠣フライで、それが3つ乗ってくる。これだけで相当お腹がいっぱいになる。

今回は別メニュー、マグロとフライのセットにした。フライは4種類の中から好きなものを選べる。私はアジフライ、A氏はメンチカツを選んだ。

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Youtubeチャンネルの経理ではないが、何故か最近アジフライが好きだ。

アジフライは予想した捌き方?形?ではなかったが、肉厚で美味しかった。欲を言えばからしとかタルタルソースとかがあればもっとよかった。

 

ここは食べた後ぼんやりしていると巡回のおばちゃんにどやされるので、食べたらすぐに退散。

市場エリアを適当にぶらついていたら、卵焼きの串が美味しそうだということになり、築地山長さんに並んで食べることに。

ここはいつ行っても大行列ができているが、最後尾がわかれば怖いことはない。列は長いが販売物が1種類しかなく提供も早いため、すぐに順番が来る。築地は狭い路地に大行列ができていることがままあるので、コミケ方式を採用すればいいのに、と来るたびに思う。

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卵焼き串はあたたかいを通り越してあつあつである。だしの味もするが、結構甘い。ぺろりと食べられてしまうお味である。

 

そこから散歩がてら、カフェエリアの駅まで歩くことにした。方向を間違えなければ東銀座~銀座~日比谷までは一瞬である。私怨を抱いている某B/G/Rを探したが歩いていた大通りに店舗はなかった。

 

A氏は私がカフェ巡りが趣味であることを知っているので、どこかいい場所はないかと聞いてきたが、生憎私が行く場所はスイーツがバカでかい。一応フルーツパフェの店を案内したが、どう考えても定食を食べた後であり17時から夕飯を食べる予定の腹には入りそうになかったので、その隣のスタバに入った。

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最近シフォンケーキが好きだ。外で食べるにはまあまあ高いし食べでもないのだが、家で作るには面倒なので余計に好きだ。さくらシフォンはふかふかしていておいしかった。

 

ここで結局最近グループを脱退しソロに転向する推しの話をした。愚痴に終始するのでするつもりはなかったのがA氏の優しさに甘えてかなり語ってしまった。自分でも熱くなると声量がバカになるのはわかっていたので抑えめにしたつもりだがどうだったかは記憶がない。

彼(推し)のやっていることは度々私の羞恥心を煽るのだが彼本人は全く羞恥を感じていないので共感性羞恥という言葉は彼には当てはまらないこと、今迄は彼へ感じていた羞恥をメンバーが誤魔化してくれていたので何とかなっていたがこれからは原液100%の羞恥を浴びなければならないのでつらいこと、オタクとしては推しが大変な時こそ応援しなければならないという気持ちがあるのに台湾ファンミに10万円の遠征費をかけて行くことに抵抗があること……などを洗いざらいぶちまけさせてもらった。

自分とオタク観の合うフォロワーがおらず、推しが脱退を決めてから誰かに直接これらの愚痴を言えた事がなかったので、A氏が聞いてくれて本当にすっきりした。一方的に聞かせてしまっている申し訳なさもあるが、頼りにしている、心から大事にしたいお友達である。

 

担降りのきっかけとなった台湾ファンミについて。台湾ファンミの開催は土曜日の夜なので、有休をとりづらい時期ではあるのだが金曜の夜に発てば行くこと自体はできる。だがきっと空港でのお出迎えなどもあるだろうし、観光などはできなさそうだ。だがファンミのチケット代、旅費、移動費などでしょうみ10万円はかかる。だがどうせ台湾に行くなら、もう少し日程を伸ばして観光してから帰りたい、どうせ飛行機代はかかるのだし…というのが私の正直な気持ちだった。しかし本当に仕事が休めないので、ファンミに行くためだけに台湾に行くことになりそうなのだ。しかしファンサをしてくれる訳でなし、ただ彼の美しい顔を見、つまらない話を聞くためだけに10万円を費やすことになる。ドラマだって1話以降見ていない。私はいずれ、このファンミに費やした10万円を後悔する日が来るのではないのか?という思いを否定することができなかった。

しかし同時に、「行けないけど応援してます♡」などというクソなオタクになりたくないのも本心なのだ。オタクは現地に行って応援してこそ、金を払ってこそオタクである。茶の間がオタクを名乗るなというマインドで生きてきた私にとって、今まさに逆境に立たされている彼をこそ応援するために、彼のオタクを名乗り続けたいのならば10万円をどぶに捨ててでも台湾へ飛ぶべきなのは重々承知していた。

だが結論から言えば、私は彼に費やす10万円を惜しみ、いわゆる担降りを選んだ。

私はA氏に、自虐も込めて、「10万円は決して払えない金額ではないが、10万円惜しさのために私はファンミを諦め、ファンミを諦める自分への情けなさゆえに担降りを決めたのだ」と熱心に語った。だがA氏はきっと私が望んだとおり、諭すように静かな口調で、「いや、10万円は、大金だよ」と言ってくれた。そう、10万円は、庶民のわれわれには大金である。事前に払っていた今日のピューロへの入館料5千円を惜しむように…。払い戻し、しないとな。

 

そしてA氏は私に、「もし彼が地位を安定させた時、オタクに返り咲く日は来るのか」とも聞いてくれた。しかし答えは否である。彼が一番大変な時、オタクとして彼を支えなければならない時、私は彼を支える道を選ばなかった。自分の金とメンタルを優先して担降りするような私が、彼が再びトップスターとして輝いた時、図々しくも、オタクを名乗るような惨めな真似はしたくない。そう語った私に、A氏は静かに「そっか」と頷いてくれた。

否定も肯定もしない、ただ私のやるせない気持ちを静かに受け止めてくれる。それがとても有難く、だからこそ、私は今、A氏に会いたかったのだと思った。この誰にも話せない気持ちをA氏に聞いてほしかった。そして私も、A氏の気持ちを聞いてあげられる人になれていたらいいなと思った。

 

そんな話をしていたら、夢中になりすぎてうっかり話しすぎてしまった。

確かスタバに着いたのが14時くらいで、15時くらいに「場所変えます?近くに日比谷公園とかありますけど」「いや~別に…」「じゃこのままここでだらだらしましょうか~」と時計を見たのは覚えている。そして電車の時間を確認し、16時くらいには店を出ないといけませんね~とか言っていたのに結局店を出たのが16時半だった。喋りすぎ。

ピューロに行っていたらもしかしてここまでしっかり愚痴を言えなかったかもしれないので、私は有難かったけれど。そういえばオタク関係で知り合った人間は話が合う割にファッションに統一性がないという話を聞いたことがあるが、私とA氏はまさにそれであろう。

 

小走りで幡ヶ谷まで移動し、牡蠣と魚へ。

ここはA氏とも二回目の訪問。予約を取らないで飛び入りで行ってもほぼ入店できないので注意。以前は電話予約のみだったがいつのまにか食べログで予約できるようになっていた。進歩。

A氏が私と遊んでくれる理由のひとつに「生牡蠣が好き同士」というのがあると思っている。牡蠣は好きな人は好きだが嫌いな人は嫌いなので、A氏のまわりに私以外に一緒に食べに行ける人が少ない、のだそうだ。今回私がA氏をお誘いした口実も何を隠そう「冬が終わる前にまた牡蠣食べに行きませんか」だったので、私的にはラッキーな話である。

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そしてリーズナブルに生牡蠣を食べるとなれば、この店は外せない。何せ吸い放題。マジで座った瞬間生牡蠣が10個ボンとテーブルに置かれ、以降、「追加ください」と言えば10個単位で無限に生牡蠣が運ばれてくる。産地は選べないしサイズは小さめだが、とにかく量を食べたい人にはもってこいの店なのだ。レモンやポン酢などは有料だが安いし、てんぷらやフライなどを別で頼むと、一個のサイズもデカくなる。なお、刺身もうまい。

生牡蠣を15個ほど、あとは刺身などをいただき、満腹で店を出た。

 

この時点でまだ19時なので解散にはまだ早いと、新宿のカフェに入った。カフェというか、ルノアール。小奇麗だし高確率で待たずには入るし、紅茶がなくなった後も緑茶をくれるしかなり好き。

ここで3時間ほどまたくっちゃべって帰った。A氏と遊ぶ時のお決まりのコースだが、A氏は本当にお世辞にもあまり面白くない私の話を、ジャンルが変わった後も笑顔で聞いてくださるので本当に好きだ。会う頻度は少なくなってしまったが、またピューロはリベンジしたいし、大切にしたいお友達である。大切なことなので二度書いてしまった。

 

おわり。

 

 

 

20240204 冬の鎌倉

鎌倉に行ってきました。

地元は朝から雨が降っていたので直前まで行くかどうか迷っていたのですが、同行者が「大丈夫!行こう!大丈夫!行こう!」とゴリ押ししてきたのでとりあえず出発。結果的に、終日曇天ではあったものの鎌倉では一度も傘を使わずに済みました。

 

私は観光の時、事前に細かくルートを決めていきたいタイプです。

そのためランチで行きたいお店のオープン直前に店に着けるよう家を出ましたが、電車遅延のため、予定より15分遅れの10時45分に鎌倉駅に到着。東口4番からバスに乗り、浄明寺へ向かいます。

目的は石窯ガーデンテラスさん。お寺の敷地内にあるので、拝観料がかかります。

www.ishigama.info

 

お店に到着したのは11時過ぎでしたが、既に2組のお客さんがいて、席の半分以上が予約で埋まっている状態でした。スコーンもしょっぱいものも食べたかったので、アフタヌーンティー(税込¥4200)を注文。

予約なしで三段アフヌンを注文できるのはよいですね。

 

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一段目は洋ナシのタルト、栗のムース、フロランタン、ガトーショコラ、蜜柑?柑橘系のマカロン、季節の果物(いちご・キウイ・オレンジ・ピンクグレープフルーツ)。

二段目はプレーンとクランベリーオレンジピールのスコーン、クロテッドクリームクランベリージャム添え。

三段目は三種のサンドイッチ(スモークサーモン、キュウリ、ハム)、ピクルス、ブーケサラダ、ミニトマト

あと別添えでベリーソースのパンナコッタ。

飲みものは2種選べます。紅茶はポットでカップ2杯分。紅茶は2種類で、ウバ系のマナー、ニルギリ系のフラワー……だったかな。個人的にはフラワーの方が渋みが少なく、さっぱりしていて好みでした。

 

全部食べ切るとかなりお腹いっぱいになれました。

お次は浄明寺のお向かいの報国寺へ。駅から遠いとはいえミシュランガイドで三ツ星観光地に指定されていたり、数日前にテレビで取り上げられていたこともあって混雑も予想していましたが、12時過ぎくらいだったせいか程よい空き具合でした。

報国寺自体は拝観料はかかりませんが、竹林エリアは有料(¥400)です。

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報国寺から歩いて鶴岡八幡宮へ向かい、1月~2月中旬までの神苑ぼたん園(¥500)へ。結構奥行きがあり、行って帰ってな感じでした。

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アフタヌーンティーの甘いのが後を引いていたので、しょっぱいもの食べたいな~と小町通をぶらぶらしつつ、まずはしらすタコ焼き(¥600)をゆずポン酢で。焼きたてだったので熱々でおいしかったです。

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そして葉山牛のコロッケ(写真撮り忘れた…¥350)を頂きました。店内に数脚椅子があり、座ってゆっくり食べられたのが良かったです。

 

帰りに鳩サブレを買って、雨が降る前に退散という感じでした。

 

鎌倉はやっぱり歩くだけで楽しいですね〜。

一時期御朱印巡りや季節を感じに数ヶ月に一度行ってましたが、去年は全然行けなかったので今年はいっぱい行きたいです。とりあえずは桜の時期にまた。