引続きGW10連休中。
北関東旅行の疲れは癒えたので、暇潰しに吉祥寺のムレスナティーに行くことにした。
今日は待ちに待った小市民シリーズの最新刊であり最終巻の発売日だったので、途中本屋に寄り、それから現地へ向かった。
オープン直後の11時に現着したが、既に席はほぼ埋まっており、壁際で良ければ…という通され方をした。予約客から窓際の景色がいい席に通されるようだが、ホットケーキを焼く機械が傍にあり、いい匂いがしてこれはこれでいい席だと思った。
ここは紅茶飲み放題が標準装備で、席に着くとメニューを聞かれる前にすぐさま一杯目が供される。店員さんがポットを持って定期的に巡回に来て、カップが空になっていたらどんどん色々な紅茶を注いでくれるシステムなのだ。
モモいちごに始まり、ブラックティーやフレーバーティーなどがランダムに楽しめるため、普段飲まないマロンやキャラメルショコラなどの甘い紅茶も飲むことができた。苦手な紅茶は予め聞かれるのである程度は避けてくれるが、淹れられて口を付けた後でも、店員さんに交換を願い出ればカップごと代えてもらえる。途中に注がれたメロンのフレーバーティーがかなりメロンだったので、アレルギー持ちとして念のため代えてもらったのだが、嫌な顔ひとつされなくて安心した。
併せて食べたのはスコーン3個セット。レモンクロテッド、マロンクリーム、生クリーム、季節のコンフィチュール(みかん)の中から2種を選べるので、レモンクロテッドとマロンを選択。カップに山盛り提供されるうえ、おかわりも頼めるのは有難い。
スコーンはザクザク系で、味は3個すべて同じだがかなり好きな感じだった。だが当然のようにめちゃくちゃ腹に溜まるので、正直2個でお腹いっぱいになった。椿山荘のアフタヌーンティーでも思ったが、スコーン3個を持って来られるとそれだけでお腹いっぱいになるので考え物である。せめて持ち帰りとかさ、させてくれたらいいのにな…。
結局、制限時間100分で9種、サンプルのアイスティー・ティーソーダ含めて11種の紅茶をいただいた。個人的には後半のレモンアールグレイとライチの紅茶がとてもよかった…。中盤は私が苦手な甘い系のフレーバーが続いたので、好きな系統で締めて帰ろうとレモンアールグレイをゆっくり楽しんだ後にジャケットを着ていたら、「よろしければお帰りの前にもう一種類」とライチを勧めてくれたので、ジャケットを着たままライチをニコニコ飲ませてもらった。帰ろうとする客を引き留めるシステム、新しい。
一度吉祥寺駅に戻って雑貨屋などを冷やかした後、天気の具合を見てSTtubeの聖地巡礼に移ることにした。時間もあったし、散歩がてら…。
吉祥寺北口からスタート。
井の頭自然文化園は有料だったのでスルーし、合流地点などを回った。意外と大通り沿いを歩いていたらしく、吉祥寺から真直ぐ歩いて行けば何とかなった。
地図を見ると深大寺だけがやけに離れていたので、島流しにされたんだな…と思いつつバスを使った。バスを使っても30分程度かかるし本数も少ないし、彼ら、よく歩いたな…。
深大寺は意外と人が多かったし、彼らがこの辺りをいかにうろうろしていたかがわかって味わい深かった。
バスに乗って三鷹駅に戻り、ペッパーランチで食事。初めて食べたが、ジャンキーな味でそれなりにおいしかった。ただこれに更にタレをかけると味濃すぎて大変なことにならないか?と余計な心配をしてしまった。男の子でそれもまた、よい。
電車内で読書していると、半端に余ってしまったので、適当なカフェという名のスタバに入って残りを読み切った。本当に好みの、面白い小説は、一日で読み切ってしまう。
個人的に、🐓の過去編は以前から「探偵気取りで調子に乗っていたところに強烈なしっぺ返しを食らった」ということが語られており、それに触れずにはおれない内容だったのでかなりそわそわしていたが、私の主観でいえばそこまで共感性羞恥的な感情に襲われることもなく、けれど🐓は確かに心に傷を負っていて、その塩梅がちょうどいいなと思った。
大学生編が気になるが、恐らくこれで完結なのだろう。アニメが始まるので、そのつながりでまた新作短編が出たらいいなあなどと思っているが…。もしくはオリジナルエピ。