花散

ごはんと旅行とそのた

20240420そばがきと藤

昨日のリベンジで再度玉笑へ。

30分前着では2巡目になるという反省を活かし、今日はなんぼほどでも待つという覚悟を込めて1時間前に現着。小部屋前のシャッターは閉まっており、かつ、その前に5組ほどの人が並んでいた。

流石にこれは1巡目だろうと意気揚々と列に並び、開店30分前くらいに例の小部屋へ通され、ここで漸くすべてを理解した。そ、そういうことか〜。

そこから開店まで待ち(これは普通)、店内に移って1時間半ほど待ち(これが謎)、席に通されるまでに計3時間ほど経っていた。どういうこと?しかも土曜ランチは予約できないはずでは…?外国人団体客入っていきましたか??

人気店だから待つのは覚悟のうえとしても、ひとつ言わせてほしい、店の席数14に対して我、4組目5人目ぞ??団体客入れても我、5人目ぞ????

とにかく、オペレーションが、謎だった。

先に着いてからは割とサクサクどころか食べたそばから食器が下げられていくのに、蕎麦だけに〜!冗談です。なのにオペレーションが本当に謎すぎて…2018年から営業してるのにノウハウが蓄積されていなさすぎる…

 

でもごはんはとてもおいしかったしおひとりさまにも優しい仕様だった。そばがきは元々ハーフサイズ注文可で、それを見てこの店を選んだのだけれど、食べログレポを見ると海老味噌漬け焼きがとてもおいしいとのこと。で、これもおひとりさまなら通常2匹盛りのところ1匹でも出してあげるよ、というおひとりさまにもめちゃくちゃ優しいメニューシステムで感動した。ありがたすぎ。

殻パリパリ身はしっとり、味噌の程よい塩気がちょうどよかった。美味。

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さて、そばがきである。

私はそばがきを食べたことがない。本で読んだことがあるので知識としては知っているがどういうものかよくわかっていない。どの蕎麦屋にあるものでもないし、現に東京駅の新丸ビル蕎麦屋にはなかった。

なので、食べてみたかったのだ。念願のそばがき!

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箸で持てるほどなれどもっちりねっちり、でもとろんとしている。口に含むと舌の温度でさらっと溶ける。鼻から抜ける蕎麦の香り…なるほどこれがそばがきね。おいしかった。

 

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そしてお蕎麦。

私は今まで本当に美味い蕎麦を食べたことがなかったんだなあと思った。粗挽きなので噛めば噛むほど蕎麦の香りがする。

普段は薬味をしぬほど入れる私でも、ネギと一緒に食べると蕎麦の風味を邪魔すると思うほど、単体で味わいたい…と思えるお蕎麦だった。

蕎麦湯もとろっと濃厚でよかった。私の後ろの人が蕎麦を一口食べて「えっ!?うっま…」と感嘆のため息を漏らしていたのが印象的だった。わかるー。

 

到着10時半、開店11時、着席12時半、13時過ぎに外に出ると10組以上並んでいた。開店前に並んでいた人はかなりの確率で開店直後に2巡目とわかるやいなや脱落するらしいのだが(私も昨日脱落したので人のことは言えない)、今回も脱落者が多かったらしい。しかしそこから更に並んだ結果、こうなる。しかしこの謎オペレーションでこの人数を15時のランチタイム営業終了までに捌き切れるのかは、甚だ謎。

 

13時ともなると道には人が溢れていた。

渋谷に行くか原宿に戻るか悩んだ末、代々木公園に行くため原宿へ。薔薇は流石に早いがツツジは見頃とのことだったので。

とはいえ、小学校の通学路にツツジが大量に咲いていたので、ツツジは正直見慣れていてときめかない。

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フリルみたいな花は可愛かった。枯れかけのミモザはやはり鼻がむずむずした…。

 

そこから、亀戸天神の藤棚が見頃とのことで、錦糸町へ。

ちょっと甘いものが食べたいなーということでサーティワンに寄ってみた。コナンコラボをやっていたせいか元々か、かなり混んでいた。

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写真これしかなかった。ヘキが出過ぎ。平和と4/20入所組…今年も連絡とってるのかなー。

期間限定のストロベリータルトとショコラベリー。個人的にはストロベリータルトがおいしかった。フレンチバニラはカスタードっぽい濃厚さがあるのにミルク感は抑えめで、しっとりタルトのかけらが入っていておいしい。レギュラーメニューしてほしいくらい。

 

そして、亀戸天神へ。

気軽な気持ちで行ったが、16時くらいにも関わらずかなり混んでいた。藤が見られる場所は少ないし、スカイツリーと一緒に撮れるしそれはそうなんだよな…。

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見頃、という表現が正しいのかは藤知識が少なくわからないのだけれど、結構咲いていたのではないかと思う。葡萄みたいでかわいい。

 

その後、自宅でパスタを作って食べた。

ツナ缶はノンオイルでない方がおいしい、気がする…。健康的なのはそうだけど。

ツナ缶と紅生姜と青じそをハサミでチョキチョキしてドレッシングで適当に味付けしたやつ。おいしかった。

 

 

 

 

 

 

20240419最後の通院

通院のために有休をとったので、相変わらずごはんを食べに行く計画を立てる。

そばがきというものを食べたことがないので食べようと思ったのだけれど、全蕎麦屋にあるものではないし、どうせならおいしいところの蕎麦を食べてみたい。ということで、渋谷と原宿の間にある玉笑というお蕎麦屋さんに行くことにした。

 

ここ、食べログのブロンズと百名店を2018~2014と連続で受賞しており、かなり期待が高まりながら訪問。あの辺りは道が入り組んでいるし、見た目が全然住宅なので若干迷いながらも40分前に現着した。

食べログレポを読むと開店30分前には行列と書いてあったが、何故か全然人がいなかった。30分前になると漸く人がぽつぽつ集まりだしたので、列に並ぶ。この後に通院の予定があるので猶予は12時半ごろになるが、2番手なら1巡目に入れるはずだし、と割と安心して開店を待っていた。

すると入り口横の小部屋から人がぞろぞろ出てきて、全然2番手じゃなかったことを知る。しかも席の余裕はあるはずなのに2巡目に回され1時間待ちと言われ、おまけに全然待機列が動かない。

こりゃだめだ……と早々に白旗を上げ、でも食事はしておきたかったので、渋谷まで移動して東京たらこスパゲティで昼食。お出汁スパもおいしいけど、塩辛スパが好きでいつも選んでしまう。レモンをかけるとこっくりおいしいのだ……。

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そして病院へ移動。

2023年の12月ごろから謎の発疹?赤い痣?のようなものに悩まされており、よく利用する皮膚科に行っても改善しなかったので、色々あって2024年から大学病院を受診させてもらっている。

丈夫な身体に産んでもらったので幸いにも今まで大きな病気にかかったことがなく、大学病院など縁遠い場所だと思っていたのだが、こんなことでお世話になるとは思っていなかった。生検なども受けさせてもらったが原因もわからず、病名もつかず、対症療法で月一ズルズル通い続けていただが、如何せん毎回有休をとらなければいけないのがネックだった。行ったら行ったで数分の診察で終わってしまうし……。

おまけに前回と今回で担当医が続けて休みだったため、代理の方が診察して下さったのだけど、代診だと診察終了の判断も下せないだろうからなーと思っていたらかなり親身になって私の話の聞いてくれ、無事診察終了となった。

繰返すが原因がわからないので、一応今は落ち着いているが、いつ再発するかもわからない。なので普段行く皮膚科への紹介状を書いてもらい、いざという時はこれを渡すように、ということで4カ月にわたる通院が終了となった。お疲れ!

大学病院は流石に医者も患者も数が多かったが、色々と勉強になった。

帰りの公園の八重桜がギリギリ満開だった。ソメイヨシノも清楚で儚くてきれいだけれど、八重桜ももっさり華やかで素敵だ。

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診察が終わったのは午後15時過ぎで、流石にこのまま帰るのもどうかと思い、椿屋珈琲でお茶することにした。最近、椿屋珈琲のシフォンケーキとブレンドティ―にハマっている。ブレンドティーはライチの香りがして渋みが少なくて飲みやすいし、ティージーついている、ポットの中に茶葉が入っていないので時間をかけておいしく飲めるところが気に入っている。

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現在母が手術後の叔母の世話で不在にしており、父と二人で生活しているので、夕食の時間まで外で時間を潰したかったのだ。私は父が嫌いで、父とふたりで食卓を囲むのが本当~~に嫌なのだ。なので父が夕食を終える時間まで椿屋珈琲でダラダラし、市民図書館でまたダラダラした。久しぶりに有栖川有栖の文庫本を持って来ていよかったとつくづく思った。紙の本は、いいよね。

 

帰宅後、食事を摂り、大急ぎで洗濯と掃除を済ませた。

何故って、コナンのサブマリン初放送があったからである。映画館でも観ているが、灰原哀回なだけあって何度見てもよかった。録画したのでいっぱい見るぞー。

 

 

20240414むしゃくしゃした時はうまいすし

歓送迎会のショックがまだ抜けておらず、築地ですしを食べることにした。つらいことがあるとすしが沁みる。すしを食べる理由を探しているのではない、多分。

いつもの通り朝11時ごろに現着。今日はつきぢ神楽すしに行った。

 

ここは私が築地ですしソロランチを初めて食べた店なのだが、その時は店の横のテント?のような場所で食べたので、今回は店内で食べてみようと再訪問した。

開店10分前から5組ほど並んでおり、どうかと思ったが1巡目に滑り込めた。席数が少ないが、ソロプレイはこういう時に有利である。隙間に入れるので。

並んでいてもオープン時間きっちりに開けたり、開けた割に店に1組ずつしか入れなかったりとなかなかのんびりした接客だったが、基本的には元気も愛想も良くてなかなかよかった。

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すしはね、うまかったよ…。

なんとなく車海老が食べたくて一番いい神楽を選んだのだが、甲殻類の繊維を感じつつも旨みがあってよかった。ここはシャリが大きめな代わりにネタもなかなか大きくて、特に穴子は口いっぱいに穴子が行き渡ってとても良かった。塩とタレ両方あったし。

一貫ずつ握ってもらうのではなく一気に出されると、穴子はふつう最後に食べるものだから後半に取っておきたいが、炙りたての熱いうちに食べた方がおいしいよなあと思いつつ、いつも迷って最後の方に食べることが多い。正解がわからない。まあ一気に出されてるものだからこちらの好きに食べていいのだろう。

うにといくらは噛むとジュースみたいにシャリと絡まってたまらない、おいしい。中トロもかみごたえもありつつトロのとろけ具合も楽しめてめちゃくちゃおいしかった。巻物も、ねぎとあおさの味噌汁も地味においしかった。

ただここは炙りの焦げが若干気になる。テントの時に気になって、店内で食べたらマシになるかと思ったけどこういうものらしい。他はおいしくて文句のつけようがないから惜しい。

 

後から隣に来た人が常連らしく板前さんと気さくに話しているのを食べながらなんとなく聞いていたのだが、最近、この店の客層はほぼ外国人らしい。しかも外国人のリピーター。外国人がここで食べ、うまかったと知人に広め、その人がまた店を訪れる…というリピーター数珠繋ぎが発生しているらしく、外国人という点を除けば健全な商売だなと思った。

それにしても日本人、貧しくなったよな。

最近帝劇の某演目が、以前は13500円ほどだったのが休日S席18500円に値上がりし、きがくるった観劇オタク以外は気軽に観に行くこともリピートすることも難しくなったという話を聞いたばかりだったので、物悲しい気持ちになった。確かに遠征する民はそこに交通費や宿泊費も乗ってくるわけで、たかだか2時間の観劇のためだけにはるばる東京まで来るのはかなり懐に余裕がある人でないと難しい趣味に分類されるだろう。しかも席ガチャあり。良席ならともかく、観劇は前後左右の人ガチャもあるし、単純に演目の好みもあるし、余程ラッキーでないとやりきれない結果に終わることもしばしばだ。私も直近で言うと明治キャッツアイで目の前に長身の男に座られたせいで、舞台ドセンが潰れてかなり寂しい思いをした。

私も決して高級取りの富豪ではないけれど、でも、かといって貧困層というわけでもないと思う。母親と仲がいいなど金銭的に有利な点があるとはいえ、月に一度、しかもランチとはいえ、築地でそこそこ高いすしを食べているのだから。

私の右側にはルイヴィトンのカバンを肩にかけた男性、私の左側には蟹をまるまる一杯アテにしながら日本酒を舐める男性。その間に挟まれながらすしに舌鼓をうつ、チンケな私。

すしを食べに来る人に貴賤なく、職人の技術はただすばらしく、すしはうまかった。

 

満足した気持ちで店を出ると、春の終わりを超えてもはや気候は初夏だった。暑いなと思いつつ銀座まで歩き、カフェに入る。

何故なら14時から日比谷の映画を観る予定だったからだ。日比谷公園で桜を見るのもいいなと思ったけれどだいぶ葉桜になっているようだし、なにより今年は京都で存分に桜を楽しんだので、銀座カフェの開拓に勤しむことにした。

 

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路地に入ったビルの4階にあるカフェオハナ。

開放感がある店内と、銀座でありながらこみごみしていない適度な空き具合が気に入った。ランチにカレーを出しているのに店内にカレーのにおいがほぼしていないのも謎に加担対象。

ベリーのタルトを頼んだが、酸っぱいベリーとミルキーなババロアがしみじみおいしかった。アイスティーは若干渋いがまあ許容範囲内。

 

ここで時間ギリギリまでダラダラし、日比谷でコナンを観た。2日前に公開し、オタクが色んな意味で阿鼻叫喚、「ネタバレなしで各該当話を予習して見ろ」という教えに則り、全てではないけれど最低限を履修して鑑賞。

日比谷の日曜、かつかなりの上映回数なわりに満席で、客層は大人が目立った。まあ、最近のコナンは大人狙い撃ちだもんな。

詳細は割愛するが関西勢が出ずっぱり、コナン以外の青山作品のゲストキャラも大活躍しており、お祭り騒ぎの映画でとても楽しかった。情報量が多くあっぷあっぷしてしまったので、あと2回くらい観に行きたい!

 

映画を見たらなかなかいい時間だったのでそのまま帰宅。うまいすしを食べてケーキ食べて面白い映画見て、素直にいい休日だった。

 

 

 

 

 

 

20240405〜07春の京都とその他

年度末締めは金曜だった。

自署はそれなりに事前準備をやっていたので余裕をもって締めに臨めたはずが、他部署の処理がだいぶ押し、 予定ギリギリながらも無事終了…というのは若干嘘。

私が参加してもしなくてもいいけどできれば参加してほしい… みたいな生ぬるい会合を強行突破でぶっちぎって退社をキメ、 遅延電車の荒波を乗り越え、 まずは御茶ノ水ラクスパ1010へ。


一日の終わりに風呂に入るという生活習慣の持ち主なので、 仕事終わりだし風呂にはやっぱり入りたいけれど新宿はなんか色ん な菌持ってる人がいそう…という偏見を発揮し、 ちょっと離れた御茶ノ水ならまあ… ということで初めて利用してみた形。
平日銭湯3時間のみなら550円、 タオルレンタルは220円というリーズナブルさ。 そこそこ綺麗だし、 お湯は日替わりと炭酸泉と水風呂あるのでそれなりかと。 サウナは別料金。入らないけど。
命の洗濯ではないにせよやはり風呂はさっぱりする。 髪をしっかりめに乾かしたら内巻きになったけど、 何故か寝たら必ず外ハネになるんだな、これが…。 マスクありとはいえすっぴんで都内を歩いたり電車に乗るのは何故か背徳感がある。 水道橋に住んでいた友人はそういうの気にしないのだろうか…。


とりあえずは夜行バスに乗るべく新宿へ移動。
小田急が取り壊され出口が減った関係でだいぶ遠回りをしてしまっ たが、マックで腹ごなしもして10分前にはバス停に到着。

マック、店内で食べると言ったはずが持ち帰りの用意をされ、戸惑ったけど店内で爆速で食べた。だって店内で食べるって言ったもん…。


充電なしのバスと聞いていたけど、各席にUSBがあって大勝利。 夜行バスの予約自体前日に取ったので、 トイレ近いけど足元が広い席だからこれまたラッキー… だったかも?
余談、意外と外国人が多いのにはびっくりした。 個人ツアーだと夜行バスの方が移動費も時間も節約できるけど、 新幹線のほうがラクなのに…まあ夜行バスも思い出になるのかな。


久しぶりの夜行バスは寝心地が悪く、 寝たり起きたりをしていたが、いつのまにか寝入っていたらしく、 気付けば朝5時着の予定が30分早い4時半に八条口に到着。
到着5分前くらいに起きたのでドタバタしながらも何とか車内でコンタクトだけ入れるも、 朝4時半に肌寒い八条口に放置されるとか想像してないし連絡通路も空いてないし公共トイレも見当たらないし。
つまり朝4時半は人間の活動する時間圏内じゃないってことよ。
帰りのバスが八条口発の予定だったのでなんとか八条口のロッカー に荷物を預けたかったので、仕方なく、 非人間的であるとは承知の上、 駅前の謎の広場のベンチで顔面加工を行う。持っててよかった鏡〜!自分、顔面加工速度には自信あるんで…出来はともかくとして… 。

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ちなみに八条口とは反対のバスターミナル側に移動したら公共トイレ空いてた。ライフハック。 時間も時間なので仕方がないのだけれど開いているカフェもなく、 とにかく駅前が寒すぎたのでバス到着までトイレで時間を潰し、 5時半発のバスで清水寺へ。ほらな、 4時半は人間の活動時間じゃないんだって…。

 

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というわけでまずは清水寺へ。
ガイドブックだと五条坂で降りると書いてあるものが多いようだけど、 地図を見ると清水坂で降りた方が近そうだったのでワンチャン清水坂で下車。実際歩いてみたところ、 やはり清水坂の方が近かった。多分清水寺を一度過ぎて戻るから、 清水寺の手前で降りる五条坂が推奨されているっぽい。
5時半なので当然のように店は閉まっているものの意外と人が多か った。半分くらい外国人観光客というくらい… のんびり歩いたのにまさかの開門前に到着してしまったけれど、 逆に無人の御門と桜を綺麗に撮れたから良しとする。
早起きするといい写真が撮れるというメリットがある… と初手からテンション爆上がりだった。


開門後、人の流れに沿って清水の舞台へ。 清水の下は桜があまり咲いていなかったものの、 上の方は咲いていたのでそこそこ綺麗な写真が撮れてよかった。 桜が思った以上にどこもかしこも満開で、 ただ散策しているだけでも清々しくて気持ちよかった。

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個人的に桜見物のゴールデンタイムを9時までと位置付けていたの で、次の目的地である八坂神社へ移動。


若干迷いつつ、7時前には八坂神社へ着けた。 桜が有名と聞いていましたが境内にはほぼ桜はなく、あれー? と思いながらふらふらしていたら円山公園へ迷い込んだのだけれど 、そうしたら円山公園の桜が満開でラッキー!
花見で賑わう場所なのか、既に花見席を確保している若者あり… ちょうどいい時期だったらしく桜は満開、 枝垂桜など種類もあって大満足だった。

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さらに平安神宮へ向かう道すがら、 途中通りがかった知恩院にも吸い寄せられ。そこも桜満開だった! 紫と桜が映えてきれい。
階段や坂が多くて割とへろへろに。

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さらに10分ほど歩き、平安神宮へ。
新苑が8時半開場だったので、あと1時間ほど待てば入れるな… どうやって時間を潰すか…と迷っていたら、 なんと御朱印がもうやってたので並んで時間を潰…まさかそんな。

御朱印とお守りをいただき、更に30分ほど待機して神苑へ。
結構広かったけど、人が少ない場所を探して先へ先へ進んだら、 桜が咲いてるエリアは前半の一部だったということが判明。 まあそんなもん。 終盤にも咲きエリアがあったのでそこでのんびり写真を撮った。 枝垂桜が花びらが華やかで綺麗だった。

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ほら、人、全然いない。


と思いながら、 お土産やら食べ歩きやらをしようと清水寺に向かって歩いていたら 、 高台寺の枝垂桜が満開という報を聞きふらふらと吸い寄せられたところここで全体力を消費した。方丈から見る枝垂桜は綺麗だった。 が、とにかく、石段がきつい。
高台寺からねねの坂、 二年坂と行って清水寺の通りに10時前に戻ると、 とにかく人が多すぎて歩くだけで疲れてしまい、 やはり早めに行っていてよかったな〜とつくづく思った。 あれは人混みにまみれに行く場所であって桜見物ができる状況ではない…。

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ただ桜がどこもかしこも満開だったので、 のんびり空を見上げながら風情ある街並みを歩けただけで満足した 。あと清水坂のすみっコぐらし堂でお土産買えたし。
清水坂の途中でゆば小町という謎の買い食いをしたが、 ゆばで天ぷらを巻いたもので使い古しの油が謎の風味を漂わせており、可もなく不可もなく、黙々と食べた 。

ただ隣の外国人が「これおいしい!同じものおかわり!」 していて可愛かった。京都にはうまいもの、 他にもいっぱいあるぞ。


ランチは行ってみたかった店に行くため、 清水道から市バスに乗り烏丸五条へ。
疲れたので停留所のベンチでバスが来るまでぼーっとしていたら外国人に道を聞かれたり(尋ねてもいないのに)(有難いとは思ってるよ…) 地元のおばあちゃまに道を教えてもらったりしてひとやすみした。


遅れまくりのバスに揺られて松粂へ。
テレビで見た時から行ってみたかったので来られて嬉しい! とても住宅街にある。 予約客がいっぱいのうえ貸切前で時間制限ありだったものの、 滑り込めてラッキー。予約は座敷、 予約なしはカウンターなもよう。
どれも作り置きっぽくてややぬるかったものの、 湯葉などもあってバラエティ豊か。 胡麻豆腐の天ぷらは揚げたてだったらもっとおいしかったかも。

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その後、駅ビルでお茶をしようとするも、 駅ビルへの行き方がわからず大分うろうろ。
6階の茶筅アフタヌーンティーっぽいものが人気らしいが、 それほど甘いものが食べたい気分でもなかったのでアイス抹茶ラテに留める。

最近抹茶ラテが好きでよく飲むのだが、ここは流石に抹茶が濃いめ苦めな気がした。京都プラシーボかもしれないが。

ところで、店員に抹茶ラテのみを頼んだら「えっ?」という顔をされ若干ウケた。いいだろ、抹茶ラテだけ頼んでも…。帰り際に近くの席にアクスタ遊びをしている女子がいたのでよくよく見るとTHE ALFEE高見沢氏のアクスタでほっこりした。THE ALFEEは、福利厚生がいい。

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阿闍梨餅を買ってくるよう依頼され、 お土産コーナーをうろうろするもどうやら伊勢丹の地下にあるとわかりまたもうろうろ。

ここでだいぶ体力を消耗する。


祖父母宅にバスで行くことを想定していたものの、 12時ともなるとどこも人混みがすごくて疲れてしまい、 電車にて大阪へ。 でも乗り換え一回で1時間ほどで着けるのはいいなー、 電車賃千円だし。


祖父母宅でしっかり夕食をいただき、お風呂にも浸かりしっかり寝、翌朝7時には出発。

何故京都に来たかって、大阪まで乗ってきた車を回収するためなのである。

 
日曜だし出発が遅めだったのでどうかと思ったが、母と交代しながら運転し、15時頃には無事自宅に着いた。 いつもは大きめのSAに停まるところ、 今回はそこそこ大きいPAに停まり、 ずっと新鮮な気持ちでいられたのが功を奏したのかもしれない。
道路も、首都高を含めそれなりに空いていてよかった。帰宅後、 テンションをもてあました母が謎に掃除を始め、 今じゃなくてもいいじゃん…と私は昼寝をした。

流石に疲れたが、これも親孝行と思うことにする。おわり。

 

 

20240412

本当にコミュ障すぎて死にたい。

会社の飲み会があった。行きたくなかったけど他の人は皆行くんだろうし私だけ行かないのもいやらしいだろうと思い参加を決めたら思いの外欠席者が多くウェ…となった。

行ったところまではいいが、まず席決めが苦痛。同じグループの女性と隣になれたがその人は私とは反対側の人と喋ってるし、隣は男上司だしで、本当に、苦痛。

第二新卒の若い子におばさんムーブをしてしまってまた滑ったと思ったが取り返しがつかない。私の話に愛想笑いしているのを見るとうまく話せない自分の憎さで死にそうになる、話を振らないでほしい、私は周りの話を聞いてただニコニコしていたいのに。年齢が年齢だからそんなの許されないと分かってはいてもそういうことがきちんとできていたらこんな自分やってない。

うまくできないことがつらい、自分を隠してなんとなくその場を取り繕っていられたらそれでいい、飲み会でうまいこと振る舞えた試しがない、後悔ばかりが増えていく。いやだいやだいやだ。

人と関わるたびに嫌な気持ちになる。嫌な気持ちにさせるし、嫌な気持ちになる。

上司からなんだかすごく褒められて、嬉しかったけど、うまく返せないのがまたつらかった。自信持ってと言われたけど自信持って鼻っ柱をへし折られたことが何度もあるから敢えて自信を持たないようにしているのに。でも先輩になってほしいからそう言っているのだとわかって、その方が安心したのに、もう手放しに褒めないでほしい。褒め返さなきゃと思うのが苦しい。何もかもうまくできない。

本能的な恐怖。男は嫌い。人間も嫌い。みんな嫌い。

私が一番嫌い。

はやく死にたい。死にたい。死にたい…

20240331桜は未だ咲かない

余談だが、木曜に日帰りで大阪まで行ってきた。祖父と同居している叔母が手術のため入院する間、一人暮らしとなる祖父を案じた母がヘルプに行くことになったためだ。

祖父の家は田園風景の中にポツンと一軒家というほど田舎でもないが、叔母の見舞いや祖父の病院送迎などでそこそこに車が必要になる。叔母の車を使ってもいいという許可は得ているようだが、乗り心地や運転のしやすさを考えると自家用車を持って行きたいと母がごねたため、車運び要員として私が同行することになった。

母は基本的にパワフルな方だが、自分を過信するところがあり、最初は「私が一人で運転する」と意気込んでいた。確かに母が30代の頃は関東から大阪まで休憩含めて10時間弱、一人で運転したこともあったろうけれど、昔と今では年齢が違う。何せ還暦を過ぎている。静岡あたりで疲れたもう無理と思っても誰も助けられないのだ。

ある程度年齢を重ねると言葉で言い聞かせて納得させるのは難しい。なら私が折れた方が話が早い。というわけで、28日の朝3時半に家を出て、12時前に大阪に着き、叔母の見舞いなどをして16時ごろに新幹線で自宅に戻るという弾丸スケジュールを敢行した。

 

金曜は私なりに可愛がっていた派遣の子が旦那さんのインド転勤のため退職することとなり、その最終出勤日だったため出社しておきたかったのでこういう形になった。中国やアメリカならともかくインド転勤についていくとはガッツがあると軽口を叩いた私に、彼女は旦那の浮気が心配だから絶対についていくと自ら同伴を志願したのだそうだ。若くて可愛いなと思った。

先立って辞めた40手前の派遣の女Aとは異なり、彼女は私よりも年下で、かつAより在籍年数が短かったにもかかわらず、きちんとフロア全員に挨拶のお菓子を配っており、なんと気遣いのできる娘さんかと感動した。もちろん、私も直属の先輩としてグループを代表して餞別を渡した。本当は餞別は彼女にだけ渡すつもりだったのだが、彼女とAが繋がっていたら後々気まずいかと思いAにも渡さざるを得なかったという事情がある、それほど私は彼女の仕事ぶりを信頼していたし助けられていた自覚があった。だが私は生来口下手で、こういう挨拶の時にうまいこと感謝の気持ちを述べられた試しがない。そのためこっそり手紙を認め餞別に紛れ込ませておいた。私は若手俳優のオタクをしていた時以来、手紙を書くという行為に慣れていたし、割と辞める時/辞める相手に手紙を書いてきたのでその流れでやってしまったが、後々考えると結構キモいよなと思う、年上の女上司(上司というほどきちんとしたものではなかったけれど立場としては傍目にはそうなる、はず)から辞める時に手紙って……コミュ障野郎にも程がある……。

まあ、言っても二度と会わない人なので、やりたいようにやろうと決めてやったことなので後悔はしていない。そんなにひどいことは書いていないし、読んだら破り捨ててもらって構わない、そういう気持ちで書いている。手紙なんて読み手の都合で処理してもらってなんぼだ。

ただ、彼女から挨拶された時に、「最初怖い人だと思ってました」と言われたのはいささか傷ついた。その後「その後優しい人だってわかりましたけど」とフォローを入れてくれたのだが、まあ、そう見えるのだろうな…。彼女が入ってきた頃はまだ私も仕事に慣れ切っていない時だったのと月初の繁忙期でカリカリしていたのでそうなったのだと思うが、初日教えに来た人が不機嫌だと不安になるのも然りである。次来た人に対しては最初から親切にしてあげようと思った。

 

そんなこんなで土曜はひたすら体を休めることに注力していたので、今週の休日は実質1日ということになった。

まずはCDを売りに近場のぶっくおふへ。今日はSexyZoneというグループの終わりで、私のセクラバ最後の日でもあるので、断捨離をするなら今日が相応しいと不要なCDを無心で袋に入れて持っていった。大した額にはならなかったが、とにかく手許から早くすべてなくしたかったのでよしとする。関ジャニ∞も担降りしたが、バラエティ面白さゆえ、オタクをしていた時期に買い求めていた円盤の類はすべて残しているが、SexyZoneについてはバラエティ的な面白さを求めるのは…………(察し)なので好きな特典が付いているものだけ残すことにした。ら、残ったのは片手に余る枚数で、流石に切なくなった。そういうものに数年間を費やしてきた自分が……。

勿論、私のオタク活動のルールは「担降りする時に後悔しないお金の使い方をする」なので、基本的にSexyZoneのオタクをしていたことに後悔はないのだが、こういう時にほんのすこし切なくなる。12年グループとしてアイドルをやっていて、グループとしてのバラエティ力が結局皆無だった、自軍に……。

 

その後、表参道へ移動し、行ってみたかったCafe Kitsuneへ。

表参道のメインストリートからは少し離れたところにあるからか、12時の到着でも席は半分ほどしか埋まっておらず、快適な時間を過ごせた。店名の通り、400円足せばキツネサブレをプラスすることができたのだが、もともとのケーキもそこそこのお値段だったので足さず。インスタ映えを狙うなら足されるが宜しい。

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ショートケーキは小さく見えて食べでがあった。乳脂肪分が多そうな生クリームと、それに反して三層のスポンジが薄目なのにもかかわらずやや硬めなのが私好みで美味しかった。

ただ、レモネードがエルダーフラワーを使っているのか、後味があまり好きでなくてそこだけ残念。3月なのに夏のような暑さで喉が渇いていたので、普通にアイスティーを頼んでゴクゴクいきたかった。

 

季節的に咲いているかと、念のため代々木公園へ寄ってみた。

花見客は大勢いたが、桜はほぼ咲いていなかった。代わりにミモザやチューリップがちょこちょこ咲いていたのでそれらを楽しむ。本当に暑くて、3月で既に日傘を使ってしまった。

温暖化のためにクーラーを使わねばならず、しかしクーラーを使えば温暖化は加速する。今年の夏も暑くなるだろう。地球はもうダメだなと思った。

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その後、レインブーツを探しに新宿へ移動。

私は雨の日が苦手で、というのも足が濡れるのがもう本当にめちゃくちゃ嫌だからなのだが、それを克服してくれるのがレインブーツ様である。しかし足首が見えない丈だと足が太く見えてしまうので必ず試着してから買いたいのだが、レインブーツだけあって丈が微妙なものも多く、買う時は毎回難儀する。

以前は新宿マルイの地下に靴売り場があり、基本的にそこで買っていたのだが、知らぬ間に2階へ移動していた。割とそっくりそのまま……知らなかった……。以前買ったこともある店で別型の靴を購入。これで飴の日も安心である。

 

その後、紀伊国屋で仕事用の本を買おうとしたが、在庫がなく断念。

代わりに気になっていた商業百合の小説本を購入した。ハードカバーサイズはあまり買いたくなかったのだが、電子にも文庫にもなっていないようだったので致し方なし。家で読む用とする。

小説は紙で読むのが色々な意味でいいと思った、読みやすいし、気に入らなかったら売れるし……。最近読んだ小説は女性が女性にクソデカ感情を向けるも破れる話が多い。結局私は未だ、ビアンとしての初恋を引き裂くための言葉を探しているのかもしれないと思った。

 

20時にファンミーティングがあり、それが気になってしょうがなかったので、早々に帰宅。

適当に手早く夕食と洗濯と掃除と平日の弁当作りと風呂を済ませたら18時半にはPC前に着けてしまって虚無顔になってしまったが、無事、SZとしては最後のファンミーティングを見届けることができ、私も無事に健人担を卒業、五人のSZを宝箱に閉じ込める決意を固めることができました。

終わってから気疲れしたので、解凍したホタテに醤油とレモン汁を1:1でかけたものにワサビを絞って貪り食っていた。おいしかった。











 

 

 

 

 

 

20240316すしとチューリップ

昨日、一仕事が片付いた。

というより、苦手だった派遣のひとりが辞めた。やっと辞めてくれた。

彼女は派遣として2年勤め、弊社が気に入ったようで正社員になりたいと希望したのだが、条件が合わず辞めることを選んだらしい。私が今の部署に配属される少し前?か直後くらいに入社した方ので、私ではなくベテランの先輩に教えを乞うており、私が仕事を教える機会はあまりなかった。

とはいえ、全くなかった訳ではない。私が仕事を覚えてからは教える機会も少しは会った。が、聞く姿勢があまりにもわかりやすくやる気ないな~という感じだったので、私は私の話をよく聞いてくれるもう一人の派遣の子を可愛がっていた。

2年というと、ちょうどコロナの時期である。弊社は社内でもマスク着用がほぼ義務になっているし、席は透過性のない衝立で仕切られているため、仕事ぶりは席を立った時くらいしかわからない。上司から「〇〇さんが派遣ではなくうちに勤めたいと言っているのだけど、仕事ぶりはどうか」と訊かれた時、私は正直よくわからなかったので直で教えていた先輩に話を振りつつ「まあよく知らないですけどとびぬけて悪くはないんじゃないですか」と割と適当に返事をしたのだが、改めて仕事ぶりを見ると結構なやべー女だったらしい。

とにかくよく寝る。弊社の方針が「派遣には暇を与えるな、とにかく何でもいいから仕事をさせろ」なのでこちらは渡す仕事を絞り出すのに苦心していたのだが、与えられた仕事をやりながら結構な確率で寝ている。ちなみに起きていても仕事は遅い。あとちょいちょいミスをするのでWチェックが必須だった。

一番慄いたのが私が1時間でする仕事を6時間かけてしていた時。やばい。仕事を辞めることが決まってからは今迄にもましてタラタラ仕事をしていたので本当に、辞めてくれて、よかった~!の気持ちでしかなかった。

ちなみに私より年上でどうも40近いらしいのだが、派遣とはいえ2年働いた職場を辞めるのに、最終出勤日にお菓子を配る素振りももなかった。派遣さんは色々な職場を渡り歩くのでそうなのかもしれないが、仮にも正社員雇用を希望するほどの職場で、しかも2年勤めたのに……。私は大人なので一応気を遣って部署を代表してという形でささやかにお菓子を渡したが、本当に、40になってあの仕事ぶりでこれか…………という何だか物悲しい気持ちになった。反面教師にしたいと思う。

とはいえ、仕事ができなくても友達が多かったり性格的に素敵な人というのはいるものなので、私が一概にどうこう言えるものではないことも頭では理解している。学生バイトの時にたまにシフトが被ったパートの妙齢女性も激烈に仕事ができなかったが、うまい魚の時期にえらく詳しく、社員さんと仲良さげに会話していたのを見て「そこに知識を振っているのか…」と驚いた記憶があるので。むしろ私が私に見えている側面でしか物事を見ないのが悪いのであって、そこは反省。人を見る目がなさすぎる。

 

とにもかくにも、色々と思うことのある人だったが、もう彼女と関わらなくていいのだと思うと素直に清清しい気持ちになり、そのテンションのまま築地ですしを食べることにした。性格が悪いのは百も承知である。

築地ですしランチを食べるのはここ最近のマイブームで、月1のご褒美と言うことにしていたのだが、最近頻度が増えている気がして反省している。日々反省、でもすぐ忘れる、鳥より性質が悪い。

今回は二度目の訪問である築地虎杖別館で漣をいただいた。

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私は海鮮丼よりもすしが好きだ。海鮮丼は米を全部食べきることに意識が向いてしまいネタを楽しめないので苦手だし、何よりすしを口に入れた時、ネタとシャリがほどけて混ざって対空時間(?)が長くなるのがとても好きなのだ。口全体にネタのうまさが行き渡る感じ、これはすしでないと味わえないと思う。

虎杖別館はそこそこ並ぶし私にとって手頃な値段というわけでもないが、今日は最低限の会話量で済ませたい日で、かつ最近ご無沙汰だったので訪問した。以前来た時は真冬の寒い日で、ここは半屋外なので屋根はあるが壁はなく食べながら凍えていたし、何なら後半ネタが乾いて残念な気持ちになったのだが、今日は春の陽気だったので最後までおいしく食べることができた。

特にぼたんえびといくらがおいしかった。ぼたんえびはおおぶりで、ぷりんぷりんのねっとりで、ああ思い出しただけでおいしい。いくらもぷちぷちしていながらも噛むとシャリと混ざってじゅわっとうまさが口に広がるのが、もう笑ってしまうくらいおいしかった。おいしくて笑えるってとてもいいことだ。不審者だったろうけど許してほしい。あなごもふっかふかで骨が一切なくて、掛け布団にしたいくらいだった。

 

満足した気持ちで外に出ると、目の前に💎がロケで訪問していた店があり、「ここにあったのか!???!」と仰天した。行きたいけど店の場所がわからないからな~……路地っぽかったし迷いそう、食べた後にゆっくり探そうと思っていたのだが、秒で見つかってしまった。次回はここに行くことにする。

以前A氏と遊んだ時、築地から日比谷まで余裕で歩けることが判明したので、よい春の陽気だったので散歩がてら日比谷まで歩いて帰った。おなかいっぱいですしの余韻に浸っていたらあっという間だった。

 

折角なのでお花でも見て帰るかと、日比谷公園へ。

チューリップが綺麗に咲いていたが、桜にはまだ早い時期だったらしく、下向きの桜しか咲いていなかった。野音の裏手まで歩いたのに!!残念だった。

開花宣言もまだなのは承知の上だが、でも上野は咲いてるのに……。上野は毎年開花が早くてすごい。

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流石に歩き疲れたのでどこか店に入りたいなと思ったのだが、良さげなところがなかったので、とりあえず秋葉原まで移動。

秋葉原まで来たらとついでにまんだらけで💎のペンラやアクスタを見てみたが、欲しいものがなくてがっかり。というか、黒い人のアクスタがなくて…やっぱり人気なんだなあ。

空いてたら入れるかな~と軽い気持ちで覗いてみたら意外と空いていたので、アラカンパーニュでいちごタルトを食べた。

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タルト生地が結構香ばしく、そして硬かった。スマホを眺めながらフォークを刺したら硬すぎて皿から射出されてしまい、あわや床に落とすところで、本当に危ない所だった。まだ2口しか食べていなかったのに無駄にするところだった……。

いちごタルトも2種類あり、安い方を頼んだのだが、それなりに満足した。いちごの量は値段に比例して少なかったが、タルト生地がしっかりしていたのがよかったのかもしれない。

 

いい具合に時間が潰れたので帰宅。いい休日だった。