花散

ごはんと旅行とそのた

20240427-28GW旅行~常陸・伊香保・足利

今年も10日間のGW休暇がやってきた。
旅行に行くにしてもどこも高いので、個人的には別に10日間もなくていいのだが、会社が休むと言えば休まなければしょうがない。とはいえ海外旅行に行くわけでもなし、かといってずっと家にいるのもつまらないので、とりあえず1回は旅行に行く計画を立てた。
 
今年は関東、茨城・群馬・栃木エリアを攻めることにした。
というのも、ニュースでよく見るネモフィラと藤、あれを一度でいいから見てみたかったのだ。同行者に提案すると一も二もなく同意してくれたので、最初はそれらを巡るバスツアーに参加する予定だったのだが、1カ月ほど前に何故かポシャってしまい、自力で行くことになった。そこでSTがYoutubeで行っていた伊香保温泉を捻じ込み、聖地巡礼を兼ねての旅行と相成った。

初日は4月27日。国立ひたち海浜公園は通常9時開園だが、GWなどの繁忙期は6時に開園される。
というわけで、やる気勢の我々は6時に到着すべく朝4時半に自宅を出た。やる気勢なので。
事前に調べたところ通行規制などが色々かかっているようだったが(それはそう)、ナビに従って常磐自動車道を通ってひたちなかICで降り、西駐車場へ。結論から言うと恐れていたほど道路も駐車場も混んでいなかった。すんなりAブロックに入り、車内で朝食を済ませ、事前にコンビニで買ったあしかがフラワーパークとのセット入場券を握りしめ入場口に並ぶ。
入場口は15分前の到着で既に100人ほどが並んでいた。
 
メインのネモフィラ畑は、入場口から5分ほど歩いたところにある。開園直後ダッシュする人はおらず、皆早歩きだったのも意外だった。
ネモフィラ畑は、まるで地面に空が広がっているかと思うほど真青な咲きっぷりで、流石に目を奪われた。曇り空だったので余計に鮮やかに見えたのだろう、左右を木で狭められた視界の奥に広がるネモフィラ畑は切り取られた青空のようだった。
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30分もするとニュースでよく見る道に人が押し寄せて絵面が汚くなるので、その前にいい感じの写真を撮りまくった。人が増えてきた頃に、周辺の菜の花やチューリップエリアへ移動。
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売店も9時前には開いていたので、ネモフィラソフトを食べて休憩した。ラムネ風味でシャーベットっぽい口当たりで、さわやかでおいしい。カップ部分はかなりもろく崩れやすいので注意が必要。私は場所を移そうとして掴んでメキッと言わせてしまった。
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ここで問題勃発。何しろGWを恐れすぎて、どこもかなり混むと予想しゆったりスケジュールを立てていたので、この後はホテルに行くしかない。常陸から伊香保までは2時間半ほどだが、9時前に移動開始しても時間が余り過ぎる……ということで、周遊バスに乗ることにした。テーマパークでよく見るやつだ。いつも見るだけだったので物心ついてからは初めて乗ったと思うが、車体が低いせいか意外と揺れる。あと停車駅ごとにそこそこ待つので気が短い人には向いていないということが分かった。
砂丘が結構良さそうだったのだがネモフィラエリアからはだいぶ距離があったため、移動する足を節約するため周遊バスを利用したのだが、砂丘エリアに人が少なすぎてかなりの不安を感じたので下車せず車内から眺めるだけで済ませた。結果的に、砂丘エリアはショボかったので降りなくてよかった…と思った。写真は結構良かったのだが、、
再度ネモフィラ畑で降りてぶらぶらし、再度周遊バスで入場口まで戻った。
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この辺りで10時を過ぎたので、常陸を出発。
2時間半ほどかけて伊香保温泉へ移動した。本当に、恐れていたほど渋滞はなく、さほど労もなく移動できた。伊香保は意外と標高が高い…。
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今回お世話になったのが、松本楼別館 洋風旅館ぴのん。
大通りから少し脇へ逸れた道にあるのだが、ペンションのような一軒家レストランのような外観でとても可愛らしかった。宿泊者はホテル前の駐車場に好きに車を停めていいとのことだったので、車を置かせてもらい、伊香保温泉と言えばの石段街へ繰り出すことに。
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何だかんだでお昼時だったので、まずは腹ごなしだと、石段街の目の前にある茶屋たまきで昼食を取ることに。おばあちゃま二人が切り盛りしている店なのでオペレーションは良くはないが、カウンター席は目の前に青々とした紅葉が広がっているし、可愛らしい季節の置物があったりして、かなり雰囲気が良かった。
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私はたまきという5種のお餅の食べ比べセットにした。内容は焼きチーズ、明太子、磯部焼、きなこ、あんこ。見た目はちょっとしょぼいかも…と思ったら、どれもとても美味しくてびっくりした。お餅は温かくてやわらかいし、明太子も量の割にしっかりした味だし、きな粉は甘さはかえめ香ばしくて全然重たくなかった。漬物とほうじ茶、りんごシャーベットつきで、シャーベットの入れ物がりんごでこれまたかわいい。
ちなみに同行者はうどんとおこわおにぎりのセットだったのだが、うどんの出汁がめちゃくちゃいい匂いで、待っている間からお腹がすきまくりだった。あと多分水沢うどんだった、と思われる。
 
そしていざ365段の階段がある石段街へ。
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入口のIKAHO♡のオブジェの前で推しと同じポーズで撮るという生き恥を晒しつつ、両脇の露店を冷やかしながら石段をゆっくり登る。同行者はただ石段を登るのはきついが、両脇の露店を眺めながらだと意外と楽に上れたと申していた。
謎の射的屋率に慄きながら、頂上にある伊香保神社に参拝。御朱印をもらって、さらに10分ほど歩いた先にある河鹿橋で写真を撮った。新緑の中佇む朱い橋は何とも映える。そしてその奥の飲泉所で温泉をぺろ舐めした。鉄が溶け出し、何というか、とても鉄。おいしいものではない。
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大体聖地で写真を撮り尽くしたので、帰りはのんびり来た道を戻る。処々屋という店で伊香保焼(という名のたこ焼き)と、瓶プリン(私は杏仁豆腐)をいただいた。杏仁豆腐はミルキーでさっくりあっさりで、お腹がいっぱいでもぺろりと食べられた。
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そしてホテルに戻り、チェックイン。ぴのんはラウンジには暖炉もどきやカラフルな革張りの椅子などがあり雰囲気のあるアンティークだったが、室内は割と普通にビジネスホテル。予約が遅かったのでダブルベッドだったこともあり、室内は二人ではかなり狭かったが、まあダブルベッド1室とはそういうもの。
 
ぴのんには24時間入り放題の貸切個室風呂が4種類ある。部屋のタブレットから空室状況をチェックでき、空いたらすぐに部屋から飛び出て入りに行くスタイルである。風呂の名前は花雛、夢雛、藤ウサギ、月ノ桜。前者は洗い場3つの黄金湯、後者は洗い場1つの白銀の湯。黄金湯は飲泉所で飲んだ鉄成分多めの湯質で、これがかなり熱い。逆に白銀の湯はちょうどいい温度で、長湯に適した感じだった。
16時にチェックインしたので2時間ほどだらだらまったりしていたのだが、私は一人で早々に4種を制した。やる気勢なので…。とはいえ実際に入ったのは2種で、あとの2種はどんなものかと偵察してすぐに撤退しただけなのだが。
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朝も早かったのでちょっと仮眠を取り、18時から夕食。
ここを選んだ理由の大部分が食事のよさだったので、かなり期待値を高めにして向かったのだが、ばっちり期待を超えてくれた。何しろレストラン併設のホテルなので、温泉街のホテルでは珍しく、フレンチ風懐石がコースでいただけるのだ。ただ、事前の口コミを幾つか見るところ、食事量が若干少ないとのことだったのでそれも覚悟していたが、なんか、ホテル側が配慮してくれて色々グレードアップされており、結果的にかなりお腹いっぱいになった。温菜が一品追加され、メインの肉料理も豚から上州牛になっていた、知らぬ間に。しかも上州牛は赤身のミディアムレアで量もしっかり多く食べ応えがあり、大満足だった。
メニューは前菜(サーモンのマリネ菜園風、ブリオッシュ添えパテドカンパーニュ。サーモンも厚めで食べ応えがあり。アスパラが出汁が沁みておいしかった)、温菜(ポーチドエッグ牛しゃぶ添え)、魚料理(鯛のポワレ ノイリー酒ソース。クリーミーでこっくりしたソースがおいしかった)、口直し(梅酒のグラ二テ。粗めでしゃくしゃくして酒精はあまり感じなかった、念のため控えめに食べたけど)、肉料理(上州牛のステーキ 柚子胡椒ソース。ソースは柚子胡椒っぽくないなと思っていたが、蒸しパンにつけるとほんのり柚子胡椒風味。添え物の新じゃがのグラタン風も美味)、デザート(群馬県産やよいひめのスープ仕立てと抹茶ティラミス。ティラミスはコーヒー成分ゼロでカタラーナ風でおいしすぎた…)パンは蒸しパン・普通のパン・ごはんから選べるが、一番人気という蒸しパンに。中華風で肉まんの皮という感じ。あつあつふかふかむっちりで良い。ちょっといいフレンチレベルの店で出てくるパンも冷たいケースが余裕であるが、パンが温かいとそれだけで加点対象になる。
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食後は風呂。温泉温泉。
ぴのんの傍には本館である松本楼があり、ぴのん宿泊者もそこの大浴場を利用できるとのこと。通行証は部屋置きの籠バック。これがなかなか可愛く、バスタオルなどを持ち歩くにも便利でかなり重宝した。
伊香保温泉は夜になるとIKAHO♡の部分がライトアップされるため、それを見物した後、松本楼の風呂へ。ぴのんのスタッフもかなり丁寧な接客をしてくれてニコニコしていたが、松本楼スタッフもかなり親切でよかった。
松本楼8階の露天風呂は眺めも良く、温泉もユニークでよかった。露天風呂は2種あり黄金湯と白銀湯だったのだが、白銀の湯はグリーンライトでライトアップされていたし、室内風呂のひとつは打出の小槌からあふれた小判があしらわれていて金運上がりそ〜…と思った。なお、露天からぴのんのイルミネーションが見えてかなり面白かった。温泉街は夜になると暗く静まり返るイメージなので、ぴのんだけが今時にぴかぴかしており、良くも悪くも浮きまくっていた。
ちなみに松本楼は貴重品ロッカーは籠バッグが入るほどバカデカく、かなり加点対象だった。
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帰宅後、本洗いとしてぴのん側の大きい方の貸切風呂へ。洗い場が多い花雛を利用したのだが、黄金の湯が激アツ(物理)すぎてほとんど浸かることができなかった。熱すぎて風呂から上がった後肌がヒリヒリした…。後で長湯できそうな貸切風呂に行こうかなと思っていたのだが、疲れすぎてすぐに寝てしまった。
ちなみにぴのんのエレベーターのボタンは非接触で、これも地味に良かった。
 
翌、28日。
この日は翌朝6時半に起き、松本楼へ朝風呂を浴びに行った。男女入れ替わっており、今朝風呂は2階。2階温泉は8階より広々している印象。露天は白銀の湯と炭酸泉だが、炭酸泉は全然しゅわしゅわしていなかった。とはいえ風呂はいい、命の洗濯なので。
のんびり化粧をし、松本楼で朝食。ぴのん宿泊者はぴのんで中華or洋風朝食か、松本楼でのバイキングかを選べるのだが、折角なので松本楼を味わいたくてバイキングで。ただ恐らくメニューはほぼ同じ。作りたてオムレツも中華がゆもバイキングで食べられた。中華がゆはおだしの風味がおいしかった。牛すじの煮込みとかもつ煮込みが朝から食べられてテンションが上がった。
 
9時前にチェックアウトを済ませ、まずは近所の上州物産店でお土産を買いに行った。
流石大型観光バス御用達の店だけあって土産物の種類が多かった。
 
道を戻って、榛名山のロープウェイを乗りに行くため、車で標高700mレベルまで駆け上がる。30回のヘアピンカーブは走るだけでもソワソワしたし、でこぼこする道路はかなり怖かった。ロードレーサーも多く、クライマーだ…と思うと弱ペダにはまっていた頃の記憶が蘇り、うわ~11巻読みた~い……以外の感情が失われてしまった。帰ってから読んでまた泣いた。東堂と巻島のクライマーコンビは、いいよな…。
ロープウェイは10人乗りが2基あり、5分ほどで多分600mくらいの勾配を一気に上がる仕様。夏日でめちゃくちゃ暑かったが、つまり晴れていたので、富士山や八ヶ岳の尾根がはっきり望めた。スカイツリーは雲が多くて見えなかったけれど。
更に階段を登ると榛名富士山頂の神社があるため、そこを参拝。山頂に綺麗な神社は如何にも観光客向けだけれど、天国に近い位置にある神社は何となく気分が良かった。
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時間があったし近かったので、榛名湖にも寄ってみた。標高が高いせいか桜がまだ残っていて、風が気持ちよかった。何故か引退馬っぽい馬が駐車場をうろうろしていて、子供さんは乗せてもらっていたりした。駐車場なので車ですぐ傍を通ったりしたのだが、逃げたり動揺したりする様子がなく、人にも車にも慣れている様子だった。
まだ10時ごろだったが、行くところもないので、本日のメインイベントであるあしかがフラワーパークへ。夜の部も見に行きたいと同行者が強硬に主張したため13時ぐらいに入場することにしたが、まあ道が混んでいて、入ったのは14時近かったように思う。
パーク全体、ほぼ藤がある状態だった。藤だけでなくツツジや他の花が多く咲いていたが、思った以上に歩いても歩いても藤!藤のいい香りが至る所でしていて、桃源郷のようだった。
藤もただ植えてあるだけでなく、藤のトンネルなど趣向を凝らした植え方をしていて、見応えがあった。綺麗に整えられた藤の裾がシャンデリアのようにゆらゆら揺れて、雨のようでもあり、これは一見の価値があるなと思った。
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昼食を取っていなかったので(バカ)、あしかがフラワーパーク内のカフェでタコ焼きなどを食べる。暑すぎて溶けかけながら藤ソフトを食べた。味はよくわからないながらとにかくおいしかった。混んでいるながらも何とか室内の席を確保することができ、そこで一度座ると動けなくなってしまった。外が暑すぎて外行きたくない~の気持ちになってしまい、藤ドリンクなどを追加で食べながら暫く休憩。
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日が落ち着いてきた16時ごろに再度活動開始。園をぐるりと一周すると、藤にも紫・ピンク・白などがあり、種類も複数あることが分かった。暫くベンチ……というかよくわからない段差に座って、日が暮れるまで休憩。
18時半ごろに日が暮れだし、写真はだいぶ撮れたのだが、同行者がライトアップがこれだけではないはず…と主張したためその場で暫く待機したが、結局何もなかったので、19時半ぐらいに園をうろうろして撤退。本当は日が高いうちに園の位置関係を配置し、ライトアップ後にも効率よく回ればよかったのだろうが、とにかく暑かったので日が暮れてから動くとかなり迷ってしまった。最低限のエリアを回り、人ごみに揉まれながら退場した。
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車を駐車場の入口付近に停めたのだが、退場する時はどんどん間に車が割り込んでくるので、駐車場を出るだけでかなり時間がかかってしまった。
前にいた車が裏道をガンガン進んでいくのを付いて行ったため、駐車場を出てからは止まらずすいすい動けたのだが、反面かなり迂回することになり、行きつ戻りつでかなり時間がかかってしまった。だがナビを信じて動いたため一般道でも高速でも渋滞に巻き込まれずに済んだ。
夕食を取れず、時間もかなり微妙だったので、羽生PAでどら焼きだけ買って車内で食べて夕食と代えた。足利から千葉まで2時間程度で行ける計算だったのだが、駐車場を出るのに多分30分くらいかかり、迂回で30分くらいかかり、都合3時間ほどかけて帰路についた。
 
何だかんだあったが、行きたいところは全部行けたし、とても楽しい旅行になった。
ただネモフィラはともかく、足利はもういいかな…。確かに綺麗だったし一度は行くべき場所とは思うが、行くのも帰るのも疲れたし暑いし、とにかく、疲れた。
 
幸い翌日は休みだったのでいくら遅くなってもいいとこのようなスケジュールにしたのだが、翌29日は本当に一日くたばっていた。13時間くらい寝た……。