花散

ごはんと旅行とそのた

20241124かつとシフォンと展

相変わらず眠すぎ問題に苛まれたがどうにか起床、11時には渋谷にいた。

 
今日のお目当てはとんかつ、かつ吉 渋谷店。とんかつ屋は日曜休業なことが多いものの、ここはチェーン展開しているからか日曜も営業しているよう。
少し並ぶかなと30分前に起きるつもりが寝坊したので開店5分前に到着したものの待機列なし。その後も人は入ってくるものの満席になることはなかったので、席数がそもそも多いこともあるのだろうけれど、そんなに急いで来なくても良かったんだなー。でも実際行ってみないとこういうのってわからないし。
 
なので正直あまり期待していなかったのだけれど、結果的にかなりの当たり店だった!!これでいいんだよ〜地味な嬉しさの積み重ねがいっぱいあるのがかなりよかったし、結局通いやすいのはこういう店なんだよ…。
冬季限定カキフライがおいしいらしいので、それとロースカツがセットになったランチ定食。ごはんは白ごはんと青じそ混ぜごはんが選べたので、勿論青じそ混ぜごはん。これがほんのり爽やかで、キャベツがなくてもいい口直しになる。
更におかわり無料のキャベツはドレッシングがビチャ掛けできる、これが最高。ごまだれとゆず醤油という二種類も助かる。
もやしとガリのナムルは塩気がちょうどよくてガリがさっぱりするし、大根の漬物は安定のおいしさ。味噌汁はなめこと豆腐の赤だし。これはちょっと苦味があったけどまあよし。
何よりカキフライは小粒を2〜3個まとめて揚げられてて結果的に一個が大きくて満足感あった!しかもタルタルソースつき、それも玉ねぎの存在感ありめの。最高すぎ。ロースカツもあぶらが甘くて、からしとトンカツソースもしくはレモン塩でこってりとさっぱりを行ったり来たりできて飽きずに食べられた。
そして何より、混んでない!!!これに尽きる。秋葉原のまる五とかもおいしいけど毎回一時間並ぶのは寒くなってくるとしんどいし、まあ夏もしんどいけど、フラッと行ける安心感は半端ない。海老カツもあるらしいのでそっちも食べてみたいなー。
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からの、茶亭羽當へ。12時だから余裕かと思ったらカウンターしか空いていなくてびっくりした。
ここは炭火焙煎珈琲が有名らしいのだが、まあ珈琲は飲めないので紅茶を…ニルギリのアイスがあったのでそれと、バナナシフォンケーキ。チョコレートコーテイングされていてしっとりふかふかで、生クリームは泡立てたばかりでおいしかった!
カウンターはコーヒーを淹れているところがよく見えて飽きなかった。特にアイスの、ミルクとコーヒーの二層のやつが綺麗だった…。メニュー表を見てもどれがそれにあたるのかわからなかったけれど。
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その後移動して、世田谷文学館森薫・入江亜李展へ。
お二方とも同時期同年代のレビューらしく関係性がエモかったし、漫画への向合い方が対照的で面白かった。森さんは入江さんの作画を軽やかと表現していらして、確かにこの軽やかさは天性のものだよなあ~としみじみ思った。私も一時期こういう絵に憧れて似せて書いたこともあるけれど、ああいうのはどこまでもセンスなので、無理なんだよ…。
森さんは逆に現地には行かず書籍を突き詰めて研究される方のようで、別ジャンルにもそういう書籍で情報を集めてリアル(と私は思っている、私も実際現地に行ったわけではないので実際的かどうかは判断がつかないのだけれど)な作画をしていらっしゃる同人作家さんがいて、「好き」を突き詰めるとリアリティになる、逆に言えば好きだからこそ突き詰めていく、といういい意味でのオタク性を突きつけられて、いい意味で自らを過信することの大切さを思い知った。森さんのメッセージは色々と考えさせられるというか刺さるものが多く、原画も勿論なのだけれど、寄稿文も結構撮影させて頂いた。
デジタル作画に移行している方が多い中、アナログにこだわっていらっしゃるやり方はある意味非効率なのかもしれないけれど、アナログにはアナログの確かに良さがあって、おふたりの作家性にはアナログが相応しいのだろうなあと思った。同人時代の原画もあったけれど、奥行きといい動きといい、うまい人はうまいし、自由なんだよな。私のような人間は結局自由に動けと言われると固まってしまうタイプなので、創作活動には向かないのだ…。はみ出すとか清書で線を荒くするとかそういうのが、なんか、できない。入りと抜きのセンスがない…。
 
展示会は楽しいけど足が疲れるので一階の休憩スペースでぼーっとしてから帰宅した。蘆花公園駅、初めて降りたけれど、住むには良さそう。のんびりした住宅街という感じで。公園と、駅前にサミットと成城石井があるのはいいな。ただ京王線の各駅しか停まらないから…という不便さははありそうだけれど…。
 
明日の昼は会社のグループメンバーで食べに行くので弁当は作らなかった。
一応役職的にはサブリーダーという立場、になるのかは知れないが、そういう役回りをさせてもらっているので、店も日付も私が適当に決めた。以前こういう会を開かされた時、民主主義を気取って店の多数決を取ったら全然決まらず、結果的になんかもんやりしたイメージがあったので、もう私が「店はここ!」と決めて宣言したら秒で決まって、やっぱり時代は民主主義じゃなく独裁だわ、と思った。
しかし会社が金を出してくれるからとはいえ、今の会社は飲み会がないのがよさなのに、月一でランチ会行ってみればというのはあまりにも無責任が過ぎるよな…。ただ歓迎会的なものは一応しておかないとだし、一回行っとけば格好がつくかと思って…。
こういうのってこの店行きたいです~って案が出ればすぐ決まるのに、案出さない人に限って店に難癖付けてくるのは本当に何?と思う。私は人に選んでもらった店は余程のことがない限り最高、こういうのが食べたかった、と褒めそやすのに、「まあまあまあまあ、いいでしょう」みたいな反応されると「え?駄目でした?ならテメーが店選べよ」と思ってしまう。人の好みなんて千差万別なんだから、チーズが嫌いだのご飯大盛りができないだのそんなこと言ってたら一生お店決まらないよ~。でも年下組の方が店に対するリアクションは良かった、なんというか、弁えてるというか気を遣わせているというか…。は~~やだ~~~。病欠したい。